FREE SOUL~モーニング娘。~
1.恋をしちゃいました!/タンポポ
この時期の石川梨華は神がかり的にかわいいとかそんな話はここでは関係ない。ここで重要なのは曲そのものの魅力である。 モータウンやフィル・スペクターを彷彿とさせる渡部チェル氏によるアレンジがあまりにも素晴らしく、偉大なるガール・グループの歴史にその名を 刻み込んだこの曲こそこのコンピレーションの幕開けに相応しい一曲ではないだろうか。
2.告白記念日/メロン記念日
河野伸アレンジの和製ブルーアイドソウル(?)の隠れた名曲。イントロのファンキーなギター・カッティングだけでノーナ・リーヴス・ファンなん かにも十分にアピールできるのではないだろうか。
3.真夏の光線
この曲がポール・ウェラーがスタイル・カウンシルで試みた世界観となんら変わることがないということは今さら述べるまでもないだろう。 この手の曲をやらせたら河野伸の右に出る者なし。
4.ポップコーンラブ
河野伸三連発。河野伸といえばホーン・アレンジにも光るものがあるが、例えばこの曲なんかがそのいい例だろう。
5.インスピレーション
この曲も「ポップコーンラブ」同様ホーンが吼えるファンキーなナンバーだがアレンジは鈴木俊介。 EW&F風のブラス・ロック・ナンバーとでも言おうか。
6.DANCEするのだ!
アルバム収録曲ながらベスト盤に収録されたこともあり、比較的よく知られた曲ではないだろうか。 元ネタはご存知エモーションズ「ベスト・オブ・マイ・ラブ」。 一連のダンス☆マン作品の中でも、シングルにならなかったのが不思議なくらいよくできた曲だと思う。
7.センチメンタル南向き/タンポポ
初代タンポポ時代の矢口ソロ曲。 この曲に関して言えば、はっきり言ってつんく♂のソングライティングが素晴らしすぎる。 この曲を聴いて矢口と付き合いたいと思わない男など男として存在する価値すらないと断言してしまおう。
8.青春時代1・2・3/プッチモニ
この曲のテーマは「ジャズとヒップホップの融合」ということらしいが、このテーマに関しては違和感を覚えないわけでもない。というのも、そもそ も本質的な意味ではヒップホップそのものにはジャズも内包されているはずだからである。 「ヒップ・ホップ=スクラッチ」という安易な発想はいかかがなものかと思うが、それでもここで聴けるジャジーなベース・ラインは最高にクール。
9.ONE STEP/タンポポ
エディ・ピラーも真っ青!な(おそらく)ハロプロ唯一のアシッド・ジャズ・ナンバー。 良くも悪くもアイドルソングの枠から大きく逸脱したこの曲こそ初代タンポポのスタンスを如実に物語っている。